家づくりで失敗しやすい3つのこと

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こんにちは。佐藤です。

ここ数日急に冷え込んできましたね...
我が家では、大きく分けて3つの温度帯?があります。
1階
2階
2階増築部分
増築部分は次女(小2)が産まれたころに作ったため、
断熱材がしっかり入っているので、暖かく、
築35年の
2階は日当たり良好で昼間は暖かく、
1階は昼も夜も寒い(逆に夏は涼しい)。
夕飯に1階に降りていくと、めちゃめちゃ寒く、
一番にコタツが登場していました!!
築35年と築8年では、断熱性能は、全く違います。

さて、
断熱などの住宅性能といった点は、
最近では基準が明確なっていますし、
その基準に満ちた家づくりをすることが必須条件となってきているので、
幾分優劣はあるものの大きく違ってくるものではないのかもしれません。

とはいえ、断熱にせよ耐震にせよ、
数字上基準をクリアしていたとしても、
それだけでいいわけではないんですけどね。

例えば、断熱材であれば、ただ厚みだけを増やしただけで、
あっさり数字は上がりはするものの、
細かいところまでしっかり施工されていないと、
かえって結露しやすい家になってしまうことになります。

昨今では構造や性能といった点については、
たいていの住宅会社がしっかり配慮しており、
工法や数値においては違いはあるものの、
"暮らし"というシーンにおいては、それほど大きな差異はないでしょうから、
あまり心配されることはないと思います。

それよりも、家づくりでは明確な基準がないがゆえに、
迷い、間違い、そして失敗しやすいことが3つあります。
それは『予算・住宅ローン』『土地選び』『間取り設計』の3つです。

例えば、予算は、
年齢、年収、職業、自己資金、住むエリア、価値観など
いくつもの要素を考慮したうえで算出しなければいけないわけですが、
ご自身だけで算出するのは非常に難しいですよね。
また、予算は人によって全く違って当たり前なので、
誰かに聞いた金額を基準にするようなものでもありません。

住宅ローンも予算同様、年齢、年収、職業、自己資金、価値観など
いくつもの要素を考慮した上で選ぶようにしなければいけません。
単純に、不動産屋さんや住宅会社からすすめられたからとか、
知人が勤めているからとかすでに口座を持っているからといった
理由で決めるものでもありません。

土地選びも失敗しやすいことの1つですね。
最もやってしまいがちなのが、
"土地に予算を使い過ぎる"という失敗です。

これは、よほど自己資金をお持ちじゃなければ、
予算を最初に算出していない場合、
100%に近い確率で起こってしまう失敗です。

こうなってしまうと、肝心の家に予算が回せなくなってしまいます。
そして、妥協の産物のような家しか出来なくなってしまいます。
また、予算が曖昧なまま家づくりまで進めてしまうと、
住宅ローンに負担がのしかかり、建てた後の暮らしがしんどくなってしまいます。

ですから、土地選びに失敗しないためには、
まずは正しい土地探しのやり方を知ることから始めていただければと思います。
これを知ることで土地選びに失敗することはなくなるでしょう。

間取り設計においては、
固定概念があまりにも蔓延し過ぎているがゆえに、
その殻を打ち破ることが、"自分らしい家に住む"ための秘訣になってきます。

例えば、一般的には日当たりを重視した間取りプランを
提案することが当たり前となっていますが、
ホントにそれは暮らしやすい家なのでしょうか?
日当たりがいいはずなのに、朝から照明をつけないと実は暗い・・
なんていう現実が住み出して発覚したとしたら?
不思議に思われるかもしれませんが実際に起こりうるケースなのです。

洗濯物はバルコニーに干すもの!!
なので、バルコニーはあってあたりまえ!!
毎日洗濯物を二階に干しに行くことを想像されていますか?

朝食を食べている時に、窓越しに隣の家の方と
目が合ってしまうような家でホントに暮らしやすいのでしょうか?

キッチンと洗面脱衣室が近いことを、家事動線が良いと言われていますが、
あなたにとってホントにそれは近くにある必要はあるのでしょうか?
それよりも、洗濯物を干しやすく取り込みやすい方が
ホントは嬉しいのではないでしょうか?

収納は、2階にたくさん作るよりも、
ホントは1階にたくさん作りたいんじゃありませんか?
子供たちが、わざわざ2階まで自分たちの荷物を
毎日持ち運びする姿を想像出来ませんよね?

などなど、これらは現在では当たり前のように
よく目にする間取りプランですが、
ホントにそんな住まいが暮らしやすいのか?
という疑問が残るお家がたくさんあるんですよね。

これらを打ち破ることが、
"あなたにとって最も暮らしやすい住まいづくり"
につながることになります。

もっと自分らしく、そして建てた後、心も懐も豊かに暮らしていける・・
これは弊社が最もこだわっているポイントなのですが、
ぜひあなたも、そんな住まいづくりをするようにしていただければと思います!

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新人井上による勉強の成果10(壁材について)

こんにちは、スタッフの井上です。
今回は、「 壁材 」について話していこうと思います。
壁材にはいろいろな種類があるので今回は、
その中から3つ紹介していこうと思います。

1つ目は、「ビニールクロス」です。
現在の住宅で最も一般的に使用されているものです。
色やデザインのバリエーションが豊富、施工しやすく耐久性も
そこそこあり、価格も安いものから高いものまで幅広くあるので
最も使用されることが多いようです。

素材自体がビニールのため通気性がなく適切な換気を行わないと
カビや結露の原因になってしまったりすること、施工時に
化学物質を使用した糊を使用することなどがデメリットになります。

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2つ目は、「 塗壁 」です。
塗壁の中にも種類があり「珪藻土」「漆喰」などがあります。
それぞれ種類によって効果や特徴が変わってくるのですが
今回は「珪藻土」の方を紹介していこうと思います。

珪藻土とは簡単に言うと藻類の化石を粉末状にして壁材にしたものの事です。
珪藻土には無数の穴が開いていてそこに湿気を貯めたり出したりするので
高い調湿効果、消臭効果が期待でき、部屋を快適な湿度にしてくれます。

デメリットは、塗壁なので強い衝撃を与えると、壁がポロポロ落ちて
しまう可能性があること、水汚れがついてしまったときに汚れも
吸い込んでしまうことなどです。

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3つ目は、「 木材 」です。
壁材に使用される木材は「無垢材」と「合板」があります。
高級感を出したいなら無垢材、ナチュラルな雰囲気にするなら合板が、おすすめです。
見た目はもちろん、調質効果や木の香りといった特徴からも
個人的に無垢材の方がおすすめです。
メリットは他の壁材に比べてナチュラルな雰囲気に仕上げることが
できること。
ただ、使用しすぎるとログハウス感が出てしまうので適切な量の使用を!
調質性、保温性があること。年数が経つにつれて風合いが変化するので
それを楽しめることなどがメリットになります。

デメリットは、湿気を吸い過ぎると割れてしまったり、反ってしまったりしやすいため
定期的なメンテナンスが必要になってしまうことなどです。

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今回は壁材について三種類あげてお話しました。
次回も引き続き壁材についてお話ししようと思います。

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【キッチン】人工大理石VSステンレス

こんにちは!池見です!

キッチン選びで最初に悩まれるのがワークトップ!
人工大理石 VS ステンレス
この2つで悩まれる方は多いのではないでしょうか?
人工大理石とステンレスのメリットデメリットを比較してみました!

images.jpg【人工大理石】
~メリット~
・デザイン性があり、インテリアになじみやすい
・水垢が目立ちにくい
・継ぎ目がなくお手入れしやすい(シンクも人工大理石にした場合)
~デメリット~
・熱や液体のシミで変色を起こす
・傷がつきやすい
・固くて重い物を上から落とすと天板が割れる事がある

特にホワイトの場合はシミや変色が目立ちます。気になる方はベージュやグレーなどの色をおすすめします。

download.jpg【ステンレス】
~メリット~
・熱、汚れに強い
・臭いが付きにくく衛生的
・害虫が嫌う素材
~デメリット~
・無機質な雰囲気
・もらい錆が付く事がある
・水垢が目立ちやすい

価格も安く、メリット面が目立つステンレス!!
ですが個人的には人工大理石が好きです。。。


何と言っても見た目が可愛い!
そしてキッチンが明るく見えます!
完全に好みで分かれますが、悩んだ時はステンレスをお勧めしています。

注文住宅、規格住宅、分譲、建売住宅

おはようございます。
佐藤です。

今回は、
"聞いたことがあるけど、違いがよくわかない"
という言葉を聞いたので、
注文住宅
規格住宅
分譲住宅
建売住宅
についてとりあげます。

まず、"うち、家を建てたんよ~!!"
と言えるのは
注文住宅と規格住宅
のみになります!!(ちょっと誇張しすぎですが...)

それに対して、
分譲住宅、建売住宅は
"うち、家を買ったんよ~!!"
になります。

注文住宅と規格住宅は土地に何も無い状態から
工事請負契約により、家を建てることになります。
それに対して
分譲住宅、建売住宅は、
もうすでに出来上がった建物と土地が
セットで不動産の売買契約によって買うものです。

注文住宅と規格住宅は、何もない土地に家を建てていくもので、
分譲住宅と建売住宅は、すでにできている家を買うものです。

先に、注文住宅と規格住宅について取り上げます。
注文住宅は、間取り、仕上げなどを建築主様の希望に沿って
設計、建築をしていきます。
時間がかかりますが、一番希望に近い家が出来上がります。
弊社の新築住宅はすべて注文住宅になります!!
(今のところ)

それに対して、
規格住宅は、決まった間取り、プランから選んで
(この時点で図面はほぼ決まってる)建築します。
規格住宅は設計、打ち合わせ時間がいらない、もしくは
少なくて済むので注文住宅に比べて少し割安になります。
いくつかのプランの中からあるもので納得していただければ、
こちらで十分になります。

次に分譲住宅と建売住宅です。
そもそももう出来上がっているということで、
分譲住宅も建売住宅です。
分譲地に建てられている建売住宅なので、分譲住宅です。
手間をかけず、目で体感できる実物をすぐに購入できるのが建売です。
ただし、すでに出来上がった家なので
どちらも、間取りの変更、仕様の変更等はできません。
また、住宅会社もせっかく建てたのに売れなければ大損害です。
そのため、売れやすように価格を下げた万人受けしそうな仕様になります。
水回り設備が一番安いものだったり、住宅の面積が狭かったりします。
比較的に簡単に買えてしまうため、
住みだしてから後悔する声をよく聞きます。

高価な買い物だけに、満足できる家を探しましょう!!

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新人井上による勉強の成果9(窓について)

こんにちは。スタッフの井上です。
今回は、前回に引き続いて「 窓 」について話していこうと思います

まずは、横滑り出し窓についてです。
窓の下部を外側に滑り出して開閉する窓になります。
トイレや浴室、洗面など狭くて湿気が溜まりやすいところで
使用されることが多いです。
窓の開閉の角度調節が容易なこと、サッシ周りの気密性が
確保しやすいこと、降雨の際に窓が開いていたとしても室内に
雨が入りにくいことがメリットになります。
窓を外側に滑り出す形になるので、窓の大きさ分のスペースを
確保しなければならないこと。
窓をあまり大きく作ることができないこと、引き違い窓に比べて
コストが高いのがデメリットになります。

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次に掃き出し窓について
床から天井付近まである大きな窓のことで、ほうき等で掃除のときに
室内から外に掃き出すことから、掃き出し窓と呼ばれています。
庭やベランダに面した場所に取り付けられ、人が直接出入り出来るのが
特徴です。
窓の形状としては、引き違い窓にするか、人が出入りする部分だけ
開き戸にして残りをFIX窓(開閉できない)にすることが一般的に
なっています。
窓から出入りができること、大きな窓なので採光性や通気性が
いいこと、開放感ができ、部屋を大きく見せることができることが
メリットになります。
部屋の中が丸見えになることがあるので、プライバシー対策が必要なこと
カーテンやブライドが必要な範囲が大きくなるので他の窓よりもコストが
かかってしまうことなどがデメリットになります。

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最後にFIX窓についてです。
FIX窓は、別名で「はめ殺し窓や」や「固定窓」と呼ばれます。
この窓の最大の特徴は開閉することができないことです。
採光や眺望などのために設置する物なので換気や通風目的では
使用できません。四角以外にも丸や三角の形もあるので
家のデザイン目的で取り入れられます。

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前回に引き続いて窓についてお話ししました。
6種類ほど抜粋してあげたのですが他にもいろいろな種類があるので
機会があればまたお話しできればなと思います。

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