新人井上による勉強の成果5(外壁について)

こんにちは。スタッフの井上です。
今回は家の「外壁について」話していこうと思います。
ひとくくりに外壁と言っても最近ではいろいろな種類が出ていているので
今回は外壁を大きく分けた3つを紹介していきたいと思います。

1つ目は、「サイディング」についてです。
新築戸建のほとんどで使用されるのがこのサイディングになっています。
なぜ使用率が高いのかというと、短い工期で仕上げることができ、
初期費用(材料費+工事)も他のものと比べると安価になっていることが
一番の理由となっているようです。また、種類が豊富で外観のイメージを、
自分の理想道理に作ることができます。
耐久面もセメントベースになっているため衝撃や地震などの揺れに強く防火性能
も高いのが特徴となっています。
最近では、色あせや変色を抑えるものや汚れが付きにくいものなど、
機能向上したものが発売されてる。
こうした理由が、人気の要因なのかなと思います。
メリットの多いサイディングですがデメリットもあります。
つなぎ目の目地に打つコーキングが劣化しやすく放置すると家にダメージを
与えるかもしれない。塗り替えの際に、複数色使われているデザインのものは
色分けできないため単色になってしまうことです。

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2つ目は「塗壁」です。
少し前までの主流だったのがこの塗壁(モルタル+塗装)です。
塗壁のメリットは、職人による手仕上げで仕上げられる場合がほとんどのため
デザイン性や自由度が高いこと。
サイディングでみられる繋ぎ目がない、コーキング部分がないため劣化しにくいこと。
耐火性や耐久性が優れるなど。
塗壁なのでサイディングにはない特徴を出せることが採用される方の理由
になっています。
デメリットは、表面にひび割れが生じやすいこと。
表面に凹凸をつける仕上げをするとカビやコケが発生しやすいこと。
職人の技術力によって差が出てしまうことなどです。

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3つ目は「タイル」です。
メリットは、他にはない高級感を出せること。
土や石を固めて高温で焼き固めたタイルは独特な風情があります。
そのためサイディングやモルタルにはない高級感を表現できます。
また、メンテナスが楽で、汚れや傷に強く経年劣化しにくいなど、
いろいろなメリットがあります。
デメリットは、コストが他と比べて高くなることです。
施工内容や素材にもよりますが、サイディングに比べると倍ほどの
費用がかかることが一般的です。
また、施工が悪いとタイル自体に、浮きや剥がれといった症状がみられ、
最悪の場合、落下の危険があることなどです。

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今回は家の外壁について3種類ほど話させていただきました。
すこしでも皆さんの知識になれれば幸いです。

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お子様の手形アート体験♪

こんにちは、スタッフの近間です。

5月末に新事務所をオープンして早2ヶ月が経ちました!

新しい事務所のオープン記念として、来店してくださったお客様のご希望があれば

漆喰をつかった手形アートを体験頂いております♪

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木枠の中にお子様、もしくは親御様と一緒に
漆喰を塗って(これが結構むずかしい)
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グイッと手を押し付けます。
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漆喰のかたさや押す力の具合によって
あまりつかなかったり・・・

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結構キレイに手形をつけるのむずかしいです。。

乾かしてキレイにしたら後日ご自宅までお届けさせて頂いております♪

お時間がある方はぜひ記念に体験してみてください!

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↑事務所の壁には社長の三人娘の手形が♪結構キレイにつきました。

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新人井上による勉強の成果4(断熱について)

こんにちは。スタッフの井上です。
今回は、家の「 断熱 」について話していこうかと思います。
断熱とは名前のとおり「熱を遮断すること」を言います。
完全に熱を遮断することはできませんが、住宅の外からの暑さ・寒さが
室内に入り込むことを防ぐとともに室内の温かさが外に逃げるのを防ぐ
役割があります。断熱性能が優れていると、冷暖房の効きがよく、
光熱費を抑えることができ、快適な空間もできます。
最近ではこの断熱を含めた「省エネ住宅」を検討する方々も増えてきています。
省エネ住宅を作るには「 家 」にあった断熱方法を選ぶことが
大切です。

建築屋さとうの断熱工法では「内断熱」を採用しています。
内断熱は柱と柱の間に断熱材を設置する断熱方法を言います。
柱の間など部分的に断熱するのでコストを抑えられるのが
メリットになっています。
デメリットは、施工者、施工方法により性能にばらつきがでることです。
ちなみに、断熱材として使用しているグラスウール。
これは触るとめちゃくちゃかゆくなります。はじめて私が施工しているとき
それを知らずに素手で触ってその手で顔などを触ってしまったため、
かゆくてかゆくてとても大変な思いをしたことがありますww
施工自体も気密を保つために隙間なく張るのが大変で、豊富な経験が
必要だなと感じました。

一般的にもこの、内断熱が主流となっています。
意外と知られていないのが家の断熱で一番大切なのは窓!ということです。
壁に比べて、窓からの熱気や冷気の出入りが大きく、家の断熱で非常に重要となっています。
最近では樹脂窓やLow-E複層ガラスなどが断熱性能が高く注目されています。

7月8月と暑さが厳しい夏、熱中症などの多くは
意外にも住宅で一番起きています。多くは高齢者が多いですが、
若者や子供も例外ではありません。
室温が30℃を超えてしまったり湿度60~70%を超えてしまうと室内でも
熱中症のリスクが高まります。
また冬には各部屋の温度差によってヒートショック(温度差で血圧が上昇、下降
して心臓や脳に負担をかける)で事故が起きる危険性もあります。
↑を防ぐためにも高気密・高断熱の住宅は必要です!!
家で安心して暮らせる環境を作るためにも、高断熱・高気密の家づくり、今住んで
いるお家の断熱の見直しをぜひ検討してみてください!

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新人井上による勉強の成果3(家の構造について)

こんにちは!スタッフの井上です。
今回は、家の「 構造 」についてお話していきたいと思います。
家の構造ではいくつもの部材が使われていて一見すると全部同じに見えますが
それぞれに名称が付いているんです!
「 梁 」「 柱 」「火打ち」の三種類を今回紹介したいと思います。
まずは、梁について!梁とは簡単に言うと横方向に伸びている部材のことです。
天井付近で横に伸びているものがこの梁です。
そして柱とは縦方向に伸びている部材のことを言います。
どちらも、家の構造で最も重要な構造になっています!!

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↑写真の横方向の部材が梁です。
家が倒れない理由がこの梁と柱にあります。
梁の役割としては屋根や床の重量を直接支える、地震による横方向の揺れに対して耐える
事です。
柱の役割は間接的に重量を支えることです。
また、梁と柱が接合されることによって建物すべての重量を支えあっています。
なので耐久性がとても重要になっています。

そして、火打ちとは、家の枠の四隅に取り付けられた斜めの部材を言います。
役割としては家の枠のゆがみを防ぐ事と、台風や地震で起こる横方向の変形を、
防止することです。1階の床に付けるものを「 火打ち土台 」
二階の床や小屋根に付けるものを「 火打ち梁 」といいます。
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↑コーナーに付いているものが火打ちです。


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ドアを作らない。というのもアリ。

こんにちは、スタッフの近間です。

今日は建具(ドア)についてです。

間取りを考えているときに

「ここは引き戸がいい」

とか

「ここはレイアウト上ドアしかつかない」

などでてきますよね。

我が家は基本引き戸を採用しましたが

それもメリット・デメリットがあります。

簡単に特徴をあげると、

■引き戸
メリット:開けっ放しにできる、開放感をだせる、開閉しやすい
デメリット:間取りによってはつけれない、気密性は高くない

■開き戸
メリット:引き戸より気密性が高い、ドアの横などに造作やコンセント設置など可能で間取りに制限されない
デメリット:扉を開閉するのにスペースが必要、人が頻繁に通るところには不向き

こんなかんじですかね?

間取りや使用頻度などによってどっちにするかなど

お打ち合わせするのですが、

ドアを作らない。っていうのもアリじゃないですか?ていう提案です。

それこそシューズクロークへの出入り口は

隠したいという方が多いと思うのですが

毎日使うところなので閉めない人がほとんど。

そして建具がないと通気性もいい!

我が家はシューズクロークはないですが
ところどころにこういうのをつけてます。

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ちょっとオシャレなつっぱり棒にカーテン。

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開けると階段です。

開放感のあるLDKにしたくて1階はほとんど建具を使わず

入居当初は階段もオープンだったのですが

ご飯のにおいや、冬場は2階から冷気がきて寒かったので

入居後つけました♪

夫婦別のウォークインクローゼットも建具はなし。

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基本は開けっぱなしだけど

お客さんが来たときだけ、なにかするときだけ閉める

ていうところには建具、なくても良いんじゃないかなって思います!

もちろん引き戸にできるスペースに余裕があれば引き戸もOKですが、

リフォームとか考えても

カーテン+突っ張り棒のほうが安いですし♪
レールとかドアノブの掃除もいらないですし♪笑

今までこうだったから

とか

普通こう、

とか関係なく

いろいろなご提案ができればと思います♪

なんでもご相談くださいね!
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新人井上による勉強の成果2(筋交いについて)

こんにちは。スタッフの井上です。
今回は、家の「 筋交い 」について簡単にまとめて紹介したいと思います。
筋交いと言う言葉は聞いたことあるけど、実際どれのことなの?
何のためにあるの?と思われた方、簡単に言うと、、、
ずばり、柱と柱の間に斜め方向に入った部材のことです!!
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写真のように斜めに部材が入ってます。
役割としては、耐震性能を高めるということです。
↑じゃあ、たくさん入れれば入れるほどいいの?
答えはYes!ですが家に対してバランスよく筋交いをいれたほうがいいらしいです!
筋交い以外にも耐震性能を上げるための部材はほかにも、
火打ちや、雲筋交いなどいろいろあるらしいので、
今後お話しできればいいなと思います。

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