新人井上による勉強の成果4(断熱について)

こんにちは。スタッフの井上です。
今回は、家の「 断熱 」について話していこうかと思います。
断熱とは名前のとおり「熱を遮断すること」を言います。
完全に熱を遮断することはできませんが、住宅の外からの暑さ・寒さが
室内に入り込むことを防ぐとともに室内の温かさが外に逃げるのを防ぐ
役割があります。断熱性能が優れていると、冷暖房の効きがよく、
光熱費を抑えることができ、快適な空間もできます。
最近ではこの断熱を含めた「省エネ住宅」を検討する方々も増えてきています。
省エネ住宅を作るには「 家 」にあった断熱方法を選ぶことが
大切です。

建築屋さとうの断熱工法では「内断熱」を採用しています。
内断熱は柱と柱の間に断熱材を設置する断熱方法を言います。
柱の間など部分的に断熱するのでコストを抑えられるのが
メリットになっています。
デメリットは、施工者、施工方法により性能にばらつきがでることです。
ちなみに、断熱材として使用しているグラスウール。
これは触るとめちゃくちゃかゆくなります。はじめて私が施工しているとき
それを知らずに素手で触ってその手で顔などを触ってしまったため、
かゆくてかゆくてとても大変な思いをしたことがありますww
施工自体も気密を保つために隙間なく張るのが大変で、豊富な経験が
必要だなと感じました。

一般的にもこの、内断熱が主流となっています。
意外と知られていないのが家の断熱で一番大切なのは窓!ということです。
壁に比べて、窓からの熱気や冷気の出入りが大きく、家の断熱で非常に重要となっています。
最近では樹脂窓やLow-E複層ガラスなどが断熱性能が高く注目されています。

7月8月と暑さが厳しい夏、熱中症などの多くは
意外にも住宅で一番起きています。多くは高齢者が多いですが、
若者や子供も例外ではありません。
室温が30℃を超えてしまったり湿度60~70%を超えてしまうと室内でも
熱中症のリスクが高まります。
また冬には各部屋の温度差によってヒートショック(温度差で血圧が上昇、下降
して心臓や脳に負担をかける)で事故が起きる危険性もあります。
↑を防ぐためにも高気密・高断熱の住宅は必要です!!
家で安心して暮らせる環境を作るためにも、高断熱・高気密の家づくり、今住んで
いるお家の断熱の見直しをぜひ検討してみてください!

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