家づくりにかかる諸経費について

こんにちは。スタッフの井上です。
今回は家づくりにかかる諸経費について何個か話していこうと思います。
まずはローンを組むときにかかるお金です。

銀行で住宅ローンを借りる時、いくつかの経費が必要となります。
これは、変動型を選ぶか、固定型を選ぶかでも違ってきます。
また、つなぎ融資に伴う手数料や金利なども銀行によって違ってきます。
なので、住宅ローン選びは、金利だけに着目するのではなく、こういった初期費用も
考えながら選択しないといけません。

次に火災保険・地震保険についてです。
火災保険は、保険会社によって条件も費用も変わってきます。
他にも家の構造によっても費用が大きく変わってきて加入する年数によっても
費用が変わります。
(最長で加入出来る期間は10年です)
保障範囲によっても費用が変わり、家だけの火災保険に加入するか?
あるいは家財まで加入するのか?によっても費用が違ってきます。

また、火災保険の費用を大きく左右する1つが、水害被害リスクが高い地域かどうかです。
水害リスクが高い地域で家を建てるとなると、保障範囲が広くなり保険料が高くなり、
家財にも保険を掛ける可能性が高くなるため、
さらに火災保険費用が高くなってしまいます。
このように、構造や地域によって火災保険の予算が変わっていきます。

地震保険については、
どこの保険会社で加入しても費用は全く変わらないこと、
火災保険に加入しないと地震保険には加入出来ないこと、
最長で加入出来る期間が5年であること、
省令準耐火構造かそうではないかで保険料が大きく異なること、
耐震等級によって保険料の割引率が違ってくること、
などが特徴として挙げられます。

また、加入出来る保険料が、火災保険で加入出来る価格の半分までで、
もし地震によって家が倒壊したとしても、
保険料だけで建替えが出来るわけではない!
というを、理解しておかないといけません。

次に土地にかかるお金です。
土地を購入した場合、「所有権移転登記」の費用が必要になります。
そして、土地代金を銀行から借入れする場合、
銀行がその土地を担保に取るための、「抵当権設定登記」の費用が必要になります。

他にも、土地の地目が宅地ではない場合、
地目を宅地に変更する"地目変更登記"が必要になったり、
家の取り壊しがある場合、"建物滅失登記"が別途で必要になることもあります。

今回は諸経費について話しました。
諸経費は家づくりをすすめるにあたってかかってくるものなので
少しでも知識になれれば幸いです。

平屋のすすめ

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おはようございます。佐藤です。

例えば、平屋と2階建てを比較した時、
一体どの建物が外部からかかる力に一番強いのでしょうか?

もちろん、平屋です。
重心が低くなればなるほど、
地震が起こった時も一番揺れにくくなります。
また、台風の時も、高さのある2階の方が風を受けやすいため、
平屋の方が風を受けにくくなります。

それゆえ、丈夫な家をつくるためには、
出来るだけ1階を大きくつくり、
重心を低くすることをオススメしています。

つまり、平屋に出来るなら平屋にした方がいいし、
平屋が無理な場合は、出来るだけ1階を大きくし、
2階の割合を減らした方がいいというわけですね。

水害関係はこれに当てはまりませんが...

さて、多くの方が、
「平屋は高い」というイメージや、
「平屋を建てようと思うとかなり広い土地が必要だ」
というイメージを持ってしまっているため、
平屋を建てることが出来る土地であるにもかかわらず、
当たり前のように2階建てのお家を建ててしまいます。

例えば、約50坪(11m×15m=165㎡)の広さの土地であれば、
2台の車を停めながら、30坪未満の平屋を建てることが出来ます。
(建ぺい率が60%以下であればその数値に準じます)


それゆえ、仮にあなたが
駐車場が2台でいいとしたら、
採光面と居住空間に問題がない限りは、
平屋を提案させていただくようになるのですが、
では、この場合一体どんなのお家になるのでしょうか?

"家は最低30坪はないといけない"
という思い込みをお持ちの方が多くいますが、
実際は、総施工面積が30坪に満たなくても、
以下の要素を全て備えた住まいを創ることが出来ます。

たとえ、総施工面積が30坪に満ちてなくても、
これらの要素を全て満たした
あなたのご家族がいつまでも、
ストレスなく暮らし続けることが出来る
明るく開放的で、かつ住みやすい家を
創ることが出来ます。

しかも、一般的な2階建て住宅と
同じぐらいの価格か、
あるいは、より価格を抑えながらです。
敷地いっぱいに家を建てている分、
庭の工事費用も抑えることも出来ますしね。

ということで、
そんなに広い土地じゃなくても、
またそんなに高いお金を払わなくても、
住み心地に優れた平屋のお家を建てることは出来るので、
家の基本は平屋から考えていっていただければと思います。